本格罠猟コミック『罠ガール』とがいじゅうZEROの共通点とは
「罠ガール」は月刊誌「電撃マオウ」(KADOKAWA アスキー・メディアワークス)で連載中のマンガのことで、2017年12月に1巻が発売され、話題となっている人気作です。鳥獣や害獣をより知るキッカケとなるのではないでしょうか。
「罠ガール」とは一体、なに?
マンガ好きの方ならご存じかもしれませんが、簡単に言うと、女子高生が真剣に罠猟に取り組む異色のマンガです。発売当初から農業関係者に大反響のようです。農家出身である作者・緑山のぶひろさんが自身の経験・体験を通して鳥獣被害を作中に描写していたり、わな猟免許を持つ兼業農家であることから狩猟・駆除の面を描いていたり。どちらの面でもこれまで詳細に伝えられなかったところも知れる内容になっています。まず、主人公が女子高生というのも狩猟や鳥獣被害と遠い読者にとっては、親近感と新鮮味のどちらも感じられるのではないでしょうか。田舎の生活、農家の日常、狩猟のディテール、鳥獣との共存の在り方など、学べる・知れる・興味深い作品としておすすめです。
駆除のための狩猟は、農家の務め
少しあらすじも紹介しておきます。ーーーとある田舎町で暮らす女子高生。家が農家である彼女、実は18歳にして「わな猟免許」を所持。畑を荒らす野生動物を捕獲するため、イノシシをくくり罠で捕獲したり、アライグマを箱罠で捕獲したり、シカを捕まえた際は近所の猟師さんにシカの解体までを教えてもらったりーーー日常にある狩猟・鳥獣との関わり方と、少しずつ成長を遂げる主人公を見られる作品となっています。作者も述べていますが、「農家である以上、やらないといけない」は大きいと思います。罠猟は、身近でない読者には未知の面白さに映りますが、「現実は駆除のための罠猟=仕方なくやる」または「必死にやっています」と本音を語っています。自分たちの生活を守るために、居場所を守るために行動を起こすのは、害獣被害の解決とも似ていると言えるでしょう。
単なるハントではなく、日常がそこにはある
巨大なモンスターに立ち向かう人気ハンティングアクションゲームとも異なり、かわいらしいモンスターを捕まえるためにボールを投げるわけではもない、農作物が荒らされることや騒音・異臭被害などを被っているからこそ、それぞれの生活を守るために狩猟・駆除を行っている罠ガール。趣味や楽しみではなく、日常が常にそこにあります。そういう意味では、騒音・異臭に困っているなどの害獣被害に悩む方にも通じるところがあると言えます。罠ガールでは、シカやイノシシなどから畑の農作物を守るために罠をかけたり、捕まえた動物を解体して食べたりする女子高生たちの姿を描いていますから。くくり罠、箱罠、止め刺しなど、ディテールにも凝った罠の描写、動物と対峙する際の心理状況は必見です。
関東・東海・九州の害獣(ネズミ・コウモリ・アライグマ・イタチ・テン・ハクビシンなど)の駆除にお困りの方。
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がいじゅうZEROサイト
https://gaijyu-zero.com/